2025.10.01

【第2回】反省で終わらせない“振り返り”の仕方

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多くのみなさんがテスト終了後には

「〇〇が出来ていなかったから次はやる」「ワークを早く終わらせる」と振返りをすると思います。

しかし、次のテスト後も結局「〇〇が出来ていなかったから次はやる」「ワークを早く終わらせる」と同じ振返りを永遠と繰り返して行ってしまいます。

そしていつからか「勉強のやり方」が分からなくなりどんどん点数が下がってしまいます。

ではどうすればこのテスト振返りスパイラルから抜け出すことが出来るようになるのかが

今回のテーマです。

ポイントは「具体的に考えること」です。

それではご覧ください。

定期テストが終わると、多くの生徒は「次はもっと頑張る」「ワークをちゃんとやる」と振り返りをします。

しかし、その多くが次回には実行されず、同じ失敗を繰り返してしまいます。

なぜなら、振り返りが「できなかったことの列挙」で終わってしまっているからです。
大切なのは、「次にどう行動を変えるか」まで具体的に考えることです。

 

🔹塾での振り返りの流れ

私たちの塾では、専用の振り返りシートを用意しています。
まず生徒自身に「できたこと・できなかったこと」を記入してもらい、その後、講師と直接会話をしながら

  • 良かった点をさらに伸ばすにはどうするか
  • 足りなかったことを改善するには何が必要か

を一緒に整理していきます。

 

🔹「時間の使い方」まで考える

「〇〇をやらなかったから、次はやる!」という反省だけでは不十分です。
新しい勉強を取り入れるなら、具体的にそのための時間をどう作るかを考える必要があります。

たとえば、
・テスト勉強を早くから始める
・ワークを普段から少しずつ進める
・今の勉強方法を効率化して時間を短縮する
・無駄な作業をやめる
といった工夫です。寝る時間を削るというのも善し悪しは置いておいて一つの工夫の例になります。

実際に塾でも、「次はこの勉強を追加する」と決めた場合には、
「じゃあその時間をどこから作るの?」まで考えてもらうようにしています。

 

🔹主体性と責任感を育てる

「どう時間を作るか」まで自分で考えることは、単なる学習効率化にとどまりません。
それは、生徒が 自分で決めて、自分で実行する主体性 を育てることにつながります。

他人に言われたからやるのではなく、
自分の考えで動くからこそ「やりきる責任感」も生まれます。

 

✅まとめ

テスト後の振り返りは「反省する場」ではなく、
次の行動を決める場 にすることが大切です。

反省で終わらせず、具体的な改善策と行動計画に落とし込むことで、
次のテストでの結果が確実に変わっていきます。

 

🔸保護者の方へ

ご家庭でもぜひ「勉強時間をどうやって作るか?」について話し合ってみてください。
勉強の内容だけでなく「どう時間を使うか」を考える習慣が、成績アップにつながります。

 

📢 当塾では、2週間の無料体験授業を随時実施しています。
学習相談も受け付けていますので、まずはお気軽にご相談ください。


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