2025.12.17

中学2年の受験準備②:中3で伸びる子がやっている「勉強習慣」3つ

ブログ

中学2年の受験準備シリーズ、第2回です。
前回(第1回)は、滋賀の入試の話も軽くしながら、
「まずは今の位置を整理しよう」という内容でした。

 

今回はその続きで、
中3で伸びる子が共通して持っている「勉強習慣」を紹介します。

受験になると「もっと勉強時間を増やさないと」と思いがちですが、
実は成績が伸びるかどうかは、時間の長さより“やり方(習慣)”で差がつきやすいです。

 

習慣①:「週の勉強リズム」を決めて、テスト前に崩れないようにする

伸びる子は、テスト前だけ頑張るのではなく、
平常時に最低ラインを持っています。

  • 平日:毎日◯分はやる(30分でもOK)
  • 週末:どちらか1日は少し長めにやる

ここで大事なのは、「守れる形で作る」ことです。
いきなり「毎日2時間!」ではなく、今より+15分からで十分です。

 

習慣②:「やること」を細かく分けて、勉強の迷子を防ぐ

中2〜中3で増えてくるのが、
“何からやればいいか分からない”問題です。

そこでおすすめなのが、勉強を「作業レベル」まで細かくすること。

たとえば、

  • ×「今日は英語」
  • ○「英単語:20語(読み→書き→意味確認)+小テスト」
  • ○「文法:不定詞の問題を10問→間違い直し」

数学でも、

  • ×「数学をやる」
  • ○「一次関数:グラフの問題5問→間違いだけ2問やり直し」

というように書けると、机に向かった瞬間に迷わなくなります

 

習慣③:インプットより「アウトプット」を先に置く

伸びる子は、読む・見るだけで終わらせず、
「解く→直す」を最初から勉強の中心に置いています。

 

1)ワーク問題集は「1周したら終わり」にしない

  • 解く
  • 丸つけ
  • 間違いだけ、もう一回

この3つで1セットです。
時間がない日は、間違いの中でも特に大事そうな2問だけでもOKです。

 

2)暗記は「見てる時間」ではなく「テストする時間」を増やす

英単語や社会の用語などは、

  • 単語を見て「ふーん」で終わる

ではなく、

  • 隠す
  • 答える(声に出す/書く)
  • すぐ答え合わせ

という一問一答テストの形に変えるのが効果的です。
「覚えたつもり」を減らせます。

 

3)小テストやプリントは「やり直し用」に残しておく

返ってきた小テストを、受けっぱなしで終わらせず、
週末に間違えたところだけ解き直す
これだけでも、定着が大きく変わります。

 

👪 保護者の方へ:点数より「やり方」をほめる

中2の時期は、点数の上下に目が行きがちですが、
伸びる子は、点数の前に「やり方」が育っています

ぜひ、

  • 「今日は間違い直しまでできたね」
  • 「英単語、隠してテストできたのえらい」
  • 「やることを細かく書いてから始めたのが良かったね」

のように、勉強の行動を具体的に認めてあげてください。
それが中3の伸びにつながります。

 

まとめ:中2のうちに「習慣」を作ると、中3が楽になる

  • 週の勉強リズム(最低ライン)を決める
  • やることを細かく分けて、迷わない状態を作る
  • アウトプット(解く→直す/テストする)を中心にする

この3つを中2のうちに少しでも作っておくと、
中3になったときに「受験勉強が急に始まる」感が減って、
自然にギアを上げられるようになります。

 

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