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2025.12.19

中学2年の受験準備③:中2の冬から中3まで「いつ・何を・どれくらい」やる?ロードマップ

ブログ

中学2年の受験準備シリーズ、第3回です。

 

中2の冬は、気持ちは焦るのに「具体的に何をすればいいか」が曖昧になりやすい時期。
そこで今回は、中2冬〜中3までの“ロードマップ”をまとめます。

 

まず大前提:受験は「一気に頑張る」より「積み上げる」方が強い

勉強には、研究で効果が確かめられている王道があります。

  • テスト形式で思い出す(練習テスト・小テスト):長期記憶が強くなる
  • 間隔を空けて繰り返す:同じ量でも定着が上がる
  • 似た問題を“混ぜて”解く:特に数学で効果が出やすい

つまり、ロードマップは「量」よりも
テスト化(アウトプット)+間隔(分散)+混ぜる(シャッフル)
をいつ入れるか、がカギになります。

 

中2冬〜中3のロードマップ(全体像)

時期 やること(ゴール) 行動例(具体)
中2冬(今)
12〜2月
①現在地の確認
②“穴”を1〜2個に絞る
③週の勉強リズムを固定
・定期テスト/実力テストの「失点理由」を仕分け
・英語:単語(読み/書き/意味)の小テスト化
・数学:計算・割合・文章題などの基礎を“短いテスト”で回す
中3春
3〜5月
内申を落とさない土台づくり
(定期テストの安定)
・「テスト前に詰め込む」ではなく普段から小テスト
・学校ワークは解く→直す(間違い直し)までを1セットに
中3初夏
6〜7月
受験勉強の型を完成
(やり方を固定して迷わない)
・週の中に「復習日」を入れる(Spacing)
・数学は類題を混ぜる練習(Interleaving)
・英語は「覚えたつもり」を潰す小テスト(Testing)
中3夏
夏休み
最大の伸びどころ
①総復習の“芯”を作る
②弱点単元を潰す
・毎日:短時間の小テスト(英単語/漢字/計算)
・週2〜3回:まとまった演習(数学・理社)
・「解き直しノート」を作り、同じミスを減らす
中3秋
9〜11月
実戦力の底上げ
(点が取れる形にする)
・模試/実力テストを「反省して終わり」にしない
・間違いは原因別(知識/読み違い/解法/時間)に直す
・理社は「一問一答テスト」中心で定着を固める
中3冬〜直前
12〜本番
合格点に合わせた仕上げ
(やることを絞る)
・新しいことを増やしすぎない
・「取り切る問題」を決める(得点源を固定)
・過去問/予想問題は解き直し込みで効果が出る

 

滋賀の入試制度の話(ざっくり)

滋賀は制度が整理され、一次募集で2日間に集約されている形です。
原則として受検者全員が学力検査を受け、学校によっては希望者が学校独自の検査を受けます。
※制度や日程は年度で更新されるため、必ず最新情報を確認してください。

 

今(中2冬)に“これだけ”やればOK:3点セット

  • ① 失点理由を仕分けする(暗記不足?解法がない?読み違い?)
  • ② 穴は1〜2個に絞る(全部やろうとしない)
  • ③ “小テスト化”して週に回す(Testing+Spacing)

ここができると、中3で勉強量が増えても「やり方」で崩れにくくなります。

 

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