2026.01.16
勉強の罠の最後:チェックテストで「できた」を増やす勉強法
ブログ
第1回では「勉強だけインプット中心になって伸びにくい罠」、第2回では「わかった=インプット/できた=アウトプット」という整理をしました。
そして第3回のテーマはこれです。
「できたつもり」をなくして、本当に「できた」を増やす仕組み
最後の罠は「チェックがないこと」
勉強で一番よくあるのが、
・解説を見て「わかった」
・自力で一回解けて「できた気がする」
でも、数日後に同じタイプをやると、また詰まる。
これは能力の問題ではなく、チェックの仕組みがないだけです。
チェックテストとは?(目的は「点数」ではない)
チェックテストは、テストで順位をつけるためのものではありません。
目的は「できているか/できていないか」をハッキリさせること
ここが明確になると、次に何をすればいいかが決まります。
やり方はシンプル:3ステップ
① 範囲を小さく決める
「英単語10個」「理社の用語15個」「数学のこのパターン5問」など、小さくでOKです。
② 合格ラインを決める
例:10問中8問、15個中12個など。
満点じゃなくていいです。合格の基準があることが大事です。
③ 合格なら次へ。不合格なら同じ範囲をもう一回
できなかったら、範囲を広げません。
ここが勉強の罠を抜けるポイントです。
定着していないのに前に進むと、後で苦しくなる
チェックテストの例(家庭でもできる)
| 教科 | 範囲(小さく) | 合格ライン | 次の動き |
|---|---|---|---|
| 英語 | 単語10個 | 8/10 | 不合格なら同じ10個を翌日もう一回 |
| 理社 | 用語15個 | 12/15 | 不合格なら“言えるまで”を作って再テスト |
| 数学 | 同タイプ問題5問 | 4/5 | 解説なしで解けない問題は“同型”をもう一回 |
成功体験が増える理由:合格が「見える」から
チェックテストを入れると、
・今日はここまでできた
・ここはまだ弱い
がハッキリします。
そして、合格ラインを超えたときに、「できた」が目に見える成功体験になります。
この成功体験が増えると、「やればできる」が本当に育っていきます。
保護者の方へ:声かけは「できてない」ではなく「次どうする?」
チェックテストの結果が悪かったとき、否定の言葉は逆効果になりやすいです。
「じゃあ、どこをもう一回やろうか」
この声かけが一番前向きに進みます。
※「できてない」を責めるより、「できるようになる手順」を一緒に確認する方が伸びます。
まとめ:勉強は「わかった」より「できた」を増やした人が勝つ
最後にもう一度だけ。
「わかった」=インプット
「できた」=アウトプット
そして、その「できた」を本物にするのが、チェックテストです。
小さくチェックして、小さく合格して、できなければ同じ範囲をもう一回。
この繰り返しが、点数と自信の両方を作ります。
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