2021.04.01
教科書が新しくなります!!【国語編】
ブログ
2021年の4月に中学校の教科書が新しくなります!
今回の教科書改訂では、これまで以上に「主体性」や「思考力・表現力」が重要視される方向に変化していきます。
教科書が変わるということをご存知の方は多いと思います。
では、どのように変わるかはご存知でしょうか?
今回は「国語」の教科書変更についてまとめてみました!!
~新しい教科書での3つの変化~
1、考えを整理し、深めるために「思考マップ」が登場
国語の新学習指導要領では「情報の扱い方」と「考えの形成」がポイントになっています。
文章を読んでわかることを答えられることも大切ですが、それ以上に自分の考えを表現することが重視された変更になっています。
「考えの形成」という点では「思考マップ」が登場します。
文章や資料の内容、自分の考えを整理するときに使う「思考マップ」を活用することで、主体的に考え、行動する力を養うことにつながります。
思考マップの例
2、文章中の資料の数が増加
教科書の文章中にはこれまでもいくつかの資料が登場していましたが、今回の新しい教科書はさらに資料の数が増えます。
これは、資料を読み取りに力を入れるという要素もあります。
しかし、それ以上に読み取った資料を用いて発表したり、レポートを書いたりといった「活用する」ことに力を入れることに力を入れていきます。
3、基本的な文章の読み方を学習するように
今回の教科書変更では、文章を読むときのポイントを、図などを用いて説明しているので文章を読むポイントをしっかり押さえて学習することができます。
また、長文読解をするうえで重要になる、文章の構成や「キーワード」「中心となる文」についても解説されています。
より実践的な国語の学習になっていきそうです。
~まとめ~
・自分の考えをまとめる「思考マップ」の登場!
・資料の数が増加!「読み取り」だけでなく「活用」も大切に!
・「文章の読み方」を学習することで、より実践的に!
滋賀県の入試問題の特徴である
・資料を読み取りまとめる
・条件付き作文で自分の意見を述べる
に力を入れた授業が行われそうですね
~今からできる国語対策~
その1 基本的な文法を理解し、正しい日本語を心がける
「主語・述語」などの基本的な文法事項を正しく理解し、正しい日本語を使うことで言葉の幅が広がります。また、文章の要約を練習することでまとめる力や必要な情報を抜き出す力が身につきます。
その2 自分の考えをわかりやすく伝える練習をする
人との会話は考えをまとめ、伝える練習にもなります。
相手に伝わるような言葉の選択、可能な限り短い言葉を意識することでよりわかりやすい会話につながります。
その際に、「ああ、こういうことが言いたいんだろうな」と察してあげることは相手からすると助かることですが、簡潔に話すという点では練習になりません。
わかっていても「どういうこと?」と聞き返し、自分の口から伝えさせることも必要です。
塾シラバスではしっかりと国語を学習することができます!
~シラバスの国語の特徴~
①1文を細かく分けるところからの丁寧な授業で一とひとつ理解していきながら先に進み、要約や文章読解につなげます。
②文章の読み方(指示語問題の解き方など)をしっかり解説するので入試問題にもしっかり対応します。
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