2021.06.08
令和3年度 滋賀県高校入試まとめが発表されました!
お知らせ
先日、滋賀県高校入試の結果まとめが滋賀県教育委員会より発表されました。
https://www.pref.shiga.lg.jp/edu/nyuushi/high/
令和3年度の高校入試、各平均点は以下の通り。
国語60.4点 数学38.0点 英語50.5点 理科47.4点 社会40.3点
全て平均点を取った人(偏差値50)は約235点。
学校の定期テストや実力テストと比べてどうですか?
今回の入試、各教科の所感です。
国語
昨年がやや難しかったので、それまでの点数くらいに戻った印象。
昨年との比較では記述をもとめられる量が減り、おなじみだった教科横断の理科っぽい問題がなかった。
数学
やや難化。ここ5年の低いときの平均点くらい。今回は解き方を説明する問題がなかった。
証明や作図は頻出であり、比較的多くの受験生が正解する大問1を確実に得点するという方針は変わらなそう。
英語
昨年並みの平均点。構成や難易度も例年通りの印象。
今回注目はSDGsの問題が出題された。今後も出題が予想されるので、一度すべてに目を通しておいたほうが良い。
理科
ここ数年に比べ高い平均点だった。おそらく問題全体の記述問題の配点が例年より10点以上少なくなったことが原因かと思われる。
とはいえ多様な出題で十分な知識や思考力を問われる問題は多いのでしっかり対策したい。
社会
例年より点数がやや低い。文章も多く、特に資料の読み取りが重視されているため、
何を問われているかを明確にし、基礎知識を活用して答えを作る練習が必要。画像の問題も基礎知識と資料問題の慣れ、出題意図をくみ取って文章を作っていく難問。
入試の傾向は今までと変わりません。普通に知識を問われる問題は少なく、
思考力・記述力が問われる問題がほとんどです。
重要語句を暗記するだけの勉強では試験を突破できません。
中1・2年の人は今から少しずつ対策を始めましょう。
中3の人も今ならまだ間に合う可能性が高いです。
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